パキシルとパキシルCRの比較

パキシルは抗うつ剤の薬として有名で、効果があるけど副作が辛い、そんなイメージのある薬です。
もっと効果的で副作用が少ない抗うつ剤があればいいのにと思っている人にお勧めなのが「パキシルCR」です。
ではパキシルCRについて紹介します。

パキシルCRについて

パキシルは2010年にGSK社で販売された抗うつ剤です。
そしてパキシルCRは、2012年にGSK社で販売されたパキシルの改良版だと言えます。
通常のパキシルは、体内で血中濃度が急激に上昇し、急激に下降します。
その落差が大きいために、身体が変化に対応出来ず、副作用や離脱症状の原因になっていました。

そのため改良版であるパキシルでは血中濃度を緩やかに上昇し、緩やかに下降するように、体内に吸収されるスピードが遅く改良されています。そのためゆっくり溶け出し、ゆっくり体内に吸収されていくので、副作用と離脱症状を軽減させる事に成功しました。

ではなぜ改良版が販売されているのに、現在も通常版のパキシルが販売されているの?
そう不思議に思う人もいるかもしれません。
確かにパキシルもパキシルCRも効果は変わらず、価格も全く同じです。

ですがすでにパキシルを長期服用していて、体質に合うために副作用は気にならず効果を実感出来ている人も大勢います。
そんな人にとっては、あえて薬を変える必要もないため通常版もそのまま販売されているわけです。
もちろん、副作用が気になる人や離脱作用が気になる人は、パキシルCRに変える事をおススメします。

パキシルCRの注意点

ただし、パキシルCRは副作用が全く出ないわけではありません。
あくまでもパキシルと比較すると副作用が出にくくなるだけで、副作用が出てしまう人も存在します。
そして効果は同じと言いましたが、パキシルCRは緩やかに吸収されるため、人によっては効果が出にくくなったと感じる人がいるようです。

またパキシルとパキシルCRとでは配合量に少し違いがあります。
パキシル10gを服用していた人が、同じ量を服用しようと思ったらパキシルCRは12.5?服用する必要があります。

つい10gだから同量の10gを服用すればOKと思いがちなので切り替え時には注意が必要です。

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